Dominions4の『ロール選択式マルチ』について
最近楽しませて貰っているDominions4のPBEMについて、いつか企画として『ロール選択式マルチ』というのをやってみたいと思っています。

実は以前にもAoW3を使って同じような企画をやった事があるのですが、その時はゲーム自体がPBEMと相性が良くなく、個人的に満足できる結果は得られませんでした。しかし今回のDom4であればPBEMとの親和性はお墨付き!とても面白い結果が得られるのではないかと期待しています。
ここでは、そのコンセプトについて紹介します。
このルールの目標は以下の二つです。
①シングルプレイをやっているような気軽な感覚で対人マルチを楽しめるようにする
②プレイヤーがゲーム勝利以外の独自の目標を設定して楽しむ事を許容する
①について
ストラテジーゲームで対人マルチをする場合、どうしてもプレイヤー間で気を使う事が出てくると思います。例えば戦争を仕掛けたり、騙し討ちしたりといった事はAI相手であればなんの気兼ねもなくできますが、対人となった場合はそうもいかない人も多いでしょう。そこで考えたのがロールプレイを間に挟んでクッションにする方法です。プレイヤーにはゲームで操る神の属性を事前に決めてもらいます。そしてゲーム中におけるあらゆる選択はプレイヤー自身ではなく、プレイヤーが演じている神が行うという形式を取るわけです。例えば、あるプレイヤーが非道な策略で他のプレイヤーを騙したとしたらそのプレイヤー間で喧嘩になるかもしれません。しかしそれが演技だったとしたらどうでしょう?物語の悪役が非道な事をしてもその悪役を演じた役者を避難する人間はいないでしょう。つまりストラテジーゲームのマルチ対戦に建前としてロールプレイを持ち込む事によってプレイヤーの選択をより自由にする事を目指しています。
②について
例えば、ゲームを進める中でどうやっても勝利できそうもない状況に神が追い込まれる事があるでしょう。通常のマルチ対戦であれば、そのプレイヤーはゲームの脱落者となってしまいます。しかしロールプレイの場合、プレイヤーはその神の目標を別の物に変更して物語として楽しむという事が可能になります。そしてそういう楽しみ方をしているプレイヤーが演じる神は、通常のゲーム勝利を目指しているプレイヤー側から見るとゲームに彩を添える最高のスパイスになり得ると考えられます。AIではなく、実際にその世界に生き、目的をもって行動している脇役がゲーム内に登場するわけです。これはマルチゲームのシステム面から見ても何が起こるかまったく予想がつかない非常に面白い存在になる筈です。やや特殊となりますが、最初から勝利以外の目標を設定して楽しむといった事も可能です。
前回の名称が「ロールプレイ的PBEMマルチ」だったのに対して、今回「ロール選択式」と変更したのは少し理由があります。ロールプレイという言葉はTRPGを連想する事が多く、演技やセリフなどを強要するようなイメージがあります。今回ロールを採用している目的はほぼそちらでは無い為、無用な誤解を避ける為にルール上からはその言葉は排除したというわけです。
実験的な試みですが、これらを念頭に置いてルールを検討しました。
ルールの確認及び参加はこちらからどうぞ
※マルチ3の方針変更によりロール選択式の導入は見送りました。今後のマルチで検討するかもしれません。



実は以前にもAoW3を使って同じような企画をやった事があるのですが、その時はゲーム自体がPBEMと相性が良くなく、個人的に満足できる結果は得られませんでした。しかし今回のDom4であればPBEMとの親和性はお墨付き!とても面白い結果が得られるのではないかと期待しています。
ここでは、そのコンセプトについて紹介します。
このルールの目標は以下の二つです。
①シングルプレイをやっているような気軽な感覚で対人マルチを楽しめるようにする
②プレイヤーがゲーム勝利以外の独自の目標を設定して楽しむ事を許容する
①について
ストラテジーゲームで対人マルチをする場合、どうしてもプレイヤー間で気を使う事が出てくると思います。例えば戦争を仕掛けたり、騙し討ちしたりといった事はAI相手であればなんの気兼ねもなくできますが、対人となった場合はそうもいかない人も多いでしょう。そこで考えたのがロールプレイを間に挟んでクッションにする方法です。プレイヤーにはゲームで操る神の属性を事前に決めてもらいます。そしてゲーム中におけるあらゆる選択はプレイヤー自身ではなく、プレイヤーが演じている神が行うという形式を取るわけです。例えば、あるプレイヤーが非道な策略で他のプレイヤーを騙したとしたらそのプレイヤー間で喧嘩になるかもしれません。しかしそれが演技だったとしたらどうでしょう?物語の悪役が非道な事をしてもその悪役を演じた役者を避難する人間はいないでしょう。つまりストラテジーゲームのマルチ対戦に建前としてロールプレイを持ち込む事によってプレイヤーの選択をより自由にする事を目指しています。
②について
例えば、ゲームを進める中でどうやっても勝利できそうもない状況に神が追い込まれる事があるでしょう。通常のマルチ対戦であれば、そのプレイヤーはゲームの脱落者となってしまいます。しかしロールプレイの場合、プレイヤーはその神の目標を別の物に変更して物語として楽しむという事が可能になります。そしてそういう楽しみ方をしているプレイヤーが演じる神は、通常のゲーム勝利を目指しているプレイヤー側から見るとゲームに彩を添える最高のスパイスになり得ると考えられます。AIではなく、実際にその世界に生き、目的をもって行動している脇役がゲーム内に登場するわけです。これはマルチゲームのシステム面から見ても何が起こるかまったく予想がつかない非常に面白い存在になる筈です。やや特殊となりますが、最初から勝利以外の目標を設定して楽しむといった事も可能です。
前回の名称が「ロールプレイ的PBEMマルチ」だったのに対して、今回「ロール選択式」と変更したのは少し理由があります。ロールプレイという言葉はTRPGを連想する事が多く、演技やセリフなどを強要するようなイメージがあります。今回ロールを採用している目的はほぼそちらでは無い為、無用な誤解を避ける為にルール上からはその言葉は排除したというわけです。
実験的な試みですが、これらを念頭に置いてルールを検討しました。
ルールの確認及び参加はこちらからどうぞ
※マルチ3の方針変更によりロール選択式の導入は見送りました。今後のマルチで検討するかもしれません。


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