4Xストラテジーの光と影
Master of Orion から始まったとされる4Xストラテジーゲーム。Civ(シヴィライゼーション)の人気を見ればわかる通り、非常に中毒性の高い面白いジャンルです。私も「ファンタジー4Xソムリエ」と自称するくらい沢山のファンタジー4Xゲームを遊んできました。

特に指導者の種族やクラス、様々なスキルを持ったユニット、内政、外交、研究と多くの要素が関連してくる為、自分なりの戦略、戦術を考えるのが楽しいです。そして一回クリアしたら終わりではなく、将棋や麻雀のように何度も繰り返し遊べるリプレイ性も私が気に入る特長の一つです。
しかしそんな「無敵の4X」にも一つだけ大きな弱点があるのです。
それは一回のゲームにとても時間がかかる事です。このジャンルであれば、スタートしてから終了するまでにだいたい「数十時間」くらいはかかるのが普通になっています。
様々な戦略、戦術を楽しめるのが特長なのに、ワンゲームが長過ぎてそれを試せる程の「ゲーム回数」を十分に確保できていない、というのが多くのプレイヤーの実状だと思います。

例えば、私が過去に最も長くプレイ(545時間)した Age of Wonders3 でも、最後までまともにワンゲーム遊んだ回数は恐らく10回に届いていないのではないかと思います。詳しそうに語る人々も実際のプレイ回数なんてそんなもんなのです。これはあくまで一般的なプレイヤーの話ではありますが、4Xゲームが本来持っている「リプレイ性、ポテンシャル」を存分に引き出して遊んでいる人は殆ど居ないのではないかと思います。
直近の私だと、Caster of Magic(傑作です!) をワンゲーム遊び終わるのに約50時間、1ヶ月半かかりました(笑)これは長い方だとは思いますが…社会人で、そんなにゲームに時間を取れない人なんかは似たようなものではないでしょうか?流石の私も「これは長げーなww」と思いましたし、ちょっと次は短いゲームがやりたくなってしまいました😋
ファンタジー4Xで時短を実現しようとすると、Warlock2 のように戦闘を戦略マップ上で処理するタイプを選ぶか、Conquest of Elysium4 のように内政など一部のシステムを簡略化したタイプになります。後者は最早4Xとは呼べないと私は思っていますが…これらにしても結局ワンゲーム終わらせるには最低「数時間」はかかる事になります。
そんな事を考えていた矢先にリリースされたのが、最近話題の Last Regiment でありました。なんというタイミングの良さでしょうか?ゲームの神様が居るのではないかと勘ぐってしまいます。

詳細はレビューを読んでもらうとして、このゲームの売りは、同時ターン制を採用する事で参加プレイヤー(国家、勢力)がいくら増えても総プレイ時間は変わらないという画期的なマルチプレイを実現している事です。固定マップであったりデッキ要素があるのでもちろん4Xと呼べるようなゲームではありませんが、ヘックスマップで戦うターン制ストラテジーとしての戦略、戦術の奥深さは4Xに負けず劣らず私を十分に満足させてくれる物がありました。
このやり応えのあるゲームが、なんと僅か1時間でワンゲーム遊べてしまうのです!これくらいの時間であれば十分なプレイ回数を確保でき、色々なアイデアを試行錯誤することができます。4Xストラテジーでは諦めねばならなかった「繰り返し遊ぶ事による成熟!真のリプレイ性」は素晴らしい探求の機会を私に与えてくれそうです。しかも相手はAIではなく、より手強い人間です!
これは生粋の4Xゲーマーも注目すべきゲームです。

特に指導者の種族やクラス、様々なスキルを持ったユニット、内政、外交、研究と多くの要素が関連してくる為、自分なりの戦略、戦術を考えるのが楽しいです。そして一回クリアしたら終わりではなく、将棋や麻雀のように何度も繰り返し遊べるリプレイ性も私が気に入る特長の一つです。
しかしそんな「無敵の4X」にも一つだけ大きな弱点があるのです。
それは一回のゲームにとても時間がかかる事です。このジャンルであれば、スタートしてから終了するまでにだいたい「数十時間」くらいはかかるのが普通になっています。
様々な戦略、戦術を楽しめるのが特長なのに、ワンゲームが長過ぎてそれを試せる程の「ゲーム回数」を十分に確保できていない、というのが多くのプレイヤーの実状だと思います。

例えば、私が過去に最も長くプレイ(545時間)した Age of Wonders3 でも、最後までまともにワンゲーム遊んだ回数は恐らく10回に届いていないのではないかと思います。詳しそうに語る人々も実際のプレイ回数なんてそんなもんなのです。これはあくまで一般的なプレイヤーの話ではありますが、4Xゲームが本来持っている「リプレイ性、ポテンシャル」を存分に引き出して遊んでいる人は殆ど居ないのではないかと思います。
直近の私だと、Caster of Magic(傑作です!) をワンゲーム遊び終わるのに約50時間、1ヶ月半かかりました(笑)これは長い方だとは思いますが…社会人で、そんなにゲームに時間を取れない人なんかは似たようなものではないでしょうか?流石の私も「これは長げーなww」と思いましたし、ちょっと次は短いゲームがやりたくなってしまいました😋
リロード無しの一発勝負!ついに初勝利しました!最後は降りかかる火の粉を払ってたら力の差が開いて判定勝ち。いやぁ〜長かった…そして楽しかった。思い出に残るワンゲームとなりました😊 pic.twitter.com/bHRLcf8oa4
— 雅✨MiyabiSFG (@fantasy_miyabi) May 30, 2020
ファンタジー4Xで時短を実現しようとすると、Warlock2 のように戦闘を戦略マップ上で処理するタイプを選ぶか、Conquest of Elysium4 のように内政など一部のシステムを簡略化したタイプになります。後者は最早4Xとは呼べないと私は思っていますが…これらにしても結局ワンゲーム終わらせるには最低「数時間」はかかる事になります。
そんな事を考えていた矢先にリリースされたのが、最近話題の Last Regiment でありました。なんというタイミングの良さでしょうか?ゲームの神様が居るのではないかと勘ぐってしまいます。

詳細はレビューを読んでもらうとして、このゲームの売りは、同時ターン制を採用する事で参加プレイヤー(国家、勢力)がいくら増えても総プレイ時間は変わらないという画期的なマルチプレイを実現している事です。固定マップであったりデッキ要素があるのでもちろん4Xと呼べるようなゲームではありませんが、ヘックスマップで戦うターン制ストラテジーとしての戦略、戦術の奥深さは4Xに負けず劣らず私を十分に満足させてくれる物がありました。
このやり応えのあるゲームが、なんと僅か1時間でワンゲーム遊べてしまうのです!これくらいの時間であれば十分なプレイ回数を確保でき、色々なアイデアを試行錯誤することができます。4Xストラテジーでは諦めねばならなかった「繰り返し遊ぶ事による成熟!真のリプレイ性」は素晴らしい探求の機会を私に与えてくれそうです。しかも相手はAIではなく、より手強い人間です!
これは生粋の4Xゲーマーも注目すべきゲームです。
アクションでもRTSでもなく「ターン制のヘックス戦ゲーム」で、僅か1時間程度でこれほど充実したマルチプレイが楽しめるとは…夢なら覚めないで欲しい。 #LastRegiment
— 雅✨MiyabiSFG (@fantasy_miyabi) July 13, 2020