Warlock 2 意外と繊細なシステム
只今ドはまり中の Warlock 2: The Exiled の続報です。このゲーム、最初にプレイしてパッと受ける印象は「シンプルでざっくりしたシステム」といった感じなのですが、やり込んで行くとなかなかどうして繊細に考えられている部分に気付きます。

ガメラ軍団で強襲w
例えば帝国全体のUnrest(不満度、反乱レベル)について、保有できる都市数が決まっており、それを超えれば超えるほどにUnrestに直接ペナルティが課される仕組みになっています。都市単体のUnrestは駐屯ユニットの数で低下させる事ができるのですが、この都市数超過によるペナルティーはそうはいきません。結果として、安易な都市スパムによるゲームクリアができなくなっています。4Xストラテジー全般としては良く見かけるシステムなのかもしれませんが、ファンタジー4Xでは意外と採用していないものが多いですね。もちろん保有可能都市数については研究などの方法で増やす事も可能ですがゲーム全体としてはよいバランスをしていると感じています。

Unrestが70を超えると都市の生産力が極端に低下するなど「良からぬこと」がランダムに発生します。

都市数増加のペナルティを回避する方法の一つとして特殊都市化があります。その都市での生産はできなくなりますが、収益、宗教、要塞といったタイプ別の小都市へ転向させることで保有都市数にカウントされなくなります。

都市全体を管理する画面。ここから直接生産ユニットを指定できたりと、意外と言ったら失礼だけどwこのUIはグッドでした。
次は外交の話。前回の紹介時にも触れましたが、このゲームには同盟勝利というものが存在しません。どれだけライバル魔導師と友好を深めたとしても最後には敵になります。プレイしてみると気付くのですが、他のゲームに比べるとこのゲームは他国との関係が非常に目まぐるしく変化します。同盟を結ぶことも割と簡単にできますし、また過去に同盟していた相手から戦争を仕掛けられることも珍しくありません。自分が思うにこのゲームの外交の主な目的は、全勢力が入り乱れてのバトルロイヤル状態を避けることなのではないかと感じています。他の全勢力と常に戦争状態では戦略の面白みが失われてしまうでしょう。外交でスペルやリソースの交換は可能ですが、第三国への働き要求ができないなど、最初はAoW3に比べるとやや項目に物足りなさを感じていたのですが、上記の仮説を考え始めてからはこの項目で十分なのかもしれないと思い始めています。この同盟勝利が無いという点から始まる一連の仕様は対人マルチとの相性も良いかもしれません。

同盟を持ち掛けられる事もしばしばあり。しかしこのゲームでは「今は」あなたと戦争はしないよ、くらいの軽い約束でしかない。

都市自体が耐久力を持っており、首都ともなると500ポイントや1000ポイントといった一見不可能と思われる数値にもなる。それを攻城兵器などを駆使して何ターンにも渡って削って行くので打ち倒した時には大きな達成感が得られます。
最後にLordsと呼ばれる英雄ユニットの話も少し。AoW3ではある程度決まった周期で雇われに来てくれますが、Warlock 2 ではもっとランダムに出る印象。今やってるゲームでは200ターン以上やってやっと二人目が出てくれたwといった具合。何か発生条件があるのかもしれません。都市での売り込みの他にもマップ上のストラクチャー探索やクエストによっても仲間になる模様。もちろん恒例のアイテム装備による強化もできます。英雄毎に装備できるアイテムの種類が決まっており、例え良いアイテムを持っていてもタイプが違えば装備させられないなど、シンプルに見えて意外と頭を使わさせられる良いシステムになっています。

Loadsは戦士、魔法使い、ヒーラーなどの種別があり、成長すると固有のスキルを身につけます。

アイテムを生産できるスペルも研究により入手可能。治療能力とデーモン召喚ができるようになる杖!魅力的!

英雄は各種属性攻撃の耐性を持たせられる事も多く、相手次第では無双も可能。
ということで、自分が遊びながら気に入った部分について紹介してみました。対人マルチを想定してこのゲームを買ったのですが、シングルプレイでも十分に楽しいことがわかってきました。これでも私は序の口しか体験しておらず、まだまだ奥は深そうです。ここから更に評判が異常に高いルネッサンスModを入れて遊んだとしたら?どんだけ面白いことになるだろうか!年末セールでDLCを買うのが楽しみです。

ガメラ軍団で強襲w
例えば帝国全体のUnrest(不満度、反乱レベル)について、保有できる都市数が決まっており、それを超えれば超えるほどにUnrestに直接ペナルティが課される仕組みになっています。都市単体のUnrestは駐屯ユニットの数で低下させる事ができるのですが、この都市数超過によるペナルティーはそうはいきません。結果として、安易な都市スパムによるゲームクリアができなくなっています。4Xストラテジー全般としては良く見かけるシステムなのかもしれませんが、ファンタジー4Xでは意外と採用していないものが多いですね。もちろん保有可能都市数については研究などの方法で増やす事も可能ですがゲーム全体としてはよいバランスをしていると感じています。

Unrestが70を超えると都市の生産力が極端に低下するなど「良からぬこと」がランダムに発生します。

都市数増加のペナルティを回避する方法の一つとして特殊都市化があります。その都市での生産はできなくなりますが、収益、宗教、要塞といったタイプ別の小都市へ転向させることで保有都市数にカウントされなくなります。

都市全体を管理する画面。ここから直接生産ユニットを指定できたりと、意外と言ったら失礼だけどwこのUIはグッドでした。
次は外交の話。前回の紹介時にも触れましたが、このゲームには同盟勝利というものが存在しません。どれだけライバル魔導師と友好を深めたとしても最後には敵になります。プレイしてみると気付くのですが、他のゲームに比べるとこのゲームは他国との関係が非常に目まぐるしく変化します。同盟を結ぶことも割と簡単にできますし、また過去に同盟していた相手から戦争を仕掛けられることも珍しくありません。自分が思うにこのゲームの外交の主な目的は、全勢力が入り乱れてのバトルロイヤル状態を避けることなのではないかと感じています。他の全勢力と常に戦争状態では戦略の面白みが失われてしまうでしょう。外交でスペルやリソースの交換は可能ですが、第三国への働き要求ができないなど、最初はAoW3に比べるとやや項目に物足りなさを感じていたのですが、上記の仮説を考え始めてからはこの項目で十分なのかもしれないと思い始めています。この同盟勝利が無いという点から始まる一連の仕様は対人マルチとの相性も良いかもしれません。

同盟を持ち掛けられる事もしばしばあり。しかしこのゲームでは「今は」あなたと戦争はしないよ、くらいの軽い約束でしかない。

都市自体が耐久力を持っており、首都ともなると500ポイントや1000ポイントといった一見不可能と思われる数値にもなる。それを攻城兵器などを駆使して何ターンにも渡って削って行くので打ち倒した時には大きな達成感が得られます。
最後にLordsと呼ばれる英雄ユニットの話も少し。AoW3ではある程度決まった周期で雇われに来てくれますが、Warlock 2 ではもっとランダムに出る印象。今やってるゲームでは200ターン以上やってやっと二人目が出てくれたwといった具合。何か発生条件があるのかもしれません。都市での売り込みの他にもマップ上のストラクチャー探索やクエストによっても仲間になる模様。もちろん恒例のアイテム装備による強化もできます。英雄毎に装備できるアイテムの種類が決まっており、例え良いアイテムを持っていてもタイプが違えば装備させられないなど、シンプルに見えて意外と頭を使わさせられる良いシステムになっています。

Loadsは戦士、魔法使い、ヒーラーなどの種別があり、成長すると固有のスキルを身につけます。

アイテムを生産できるスペルも研究により入手可能。治療能力とデーモン召喚ができるようになる杖!魅力的!

英雄は各種属性攻撃の耐性を持たせられる事も多く、相手次第では無双も可能。
ということで、自分が遊びながら気に入った部分について紹介してみました。対人マルチを想定してこのゲームを買ったのですが、シングルプレイでも十分に楽しいことがわかってきました。これでも私は序の口しか体験しておらず、まだまだ奥は深そうです。ここから更に評判が異常に高いルネッサンスModを入れて遊んだとしたら?どんだけ面白いことになるだろうか!年末セールでDLCを買うのが楽しみです。
- 関連記事
-
- 現代に蘇るマスターオブモンスターズ!
- Warlock2 プレイ日記 はじめました
- Warlock 2 関連リンク集
- Warlock 2 意外と繊細なシステム
- Warlock 2 が面白い!