無料のファンタジータクティカルゲーム Pox Nora
道端に綺麗な石が落ちていたので拾った。調べてみたらそれは、忘れ去れらた「古の宝石」だった…
Pox Nora は「そんな感じ」のFree To Play(基本無料)ファンタジータクティカルゲームです。どんな感じやねんww

このゲーム、多分日本ではほとんど知られていないと思います。いちおうSteamのリリース日は2014/10/16となっていますが、自分の周りでやっている人をまず見たことがありません。しかしチョットした息抜きの時間にポテチをつまむ感覚でお手軽に遊べて、なかなか楽しいゲームなので紹介したいと思います。なんせ無料で遊べちゃいますからね。

はい、こちらがゲーム画面です。古めかしいけど、絵は洋モノファンタジーの雰囲気抜群です。ルールはとてもシンプル。一般的なタクティカル戦闘を行って、Shrineと呼ばれる相手の拠点(画面左上)を破壊すれば勝利。自分のShrine(右下)が破壊されれば負けです。中間地点にマナを供給してくれるオーブみたいな物があったりもします。
ユニットを選択すると、使えるスキルがアイコンで表示されます(画面左下)。UIはとてもわかり易くて素晴らしいです。フレーバーテキストを読む必要が無いのと、比較的易しい文章で書いてあるので、英語が苦手な自分でもなんとかやれてます。ただし一つだけ弱点がありまして、文字が凄く小さくて読みにくいんですね。そこで、それを解決する方法が実はありまして。エイッ!!

という感じで、ゲームの画面解像度を低くしてやると、多少は見やすくなります。(上記は1280*720に設定)

ユニットはカードとして提供されていて、自分のデッキを組むことができます。そしてターン毎にマナを消費してカードをマップ上に召喚します。カードの種類はユニットの他にも、装備アイテムやスペル(魔法)、Relicsと呼ばれる特殊効果をもたらす建物があります。雰囲気としては、Magic: the Gathering とか、巷によくあるファンタジー風デジタルトレーディングカードゲームを想像してもらえればイメージは合ってます。他のプレイヤーとカードを交換する事もできます。ただし、その戦闘部分をタクティカルコンバットでやるというわけです。

デッキの構築はゲーム起動中ではなく、Webサイトからブラウザで行います。つまり、外出中なんかでもスマホからいじれるという事です。そして、そこで確認できるデータベースを見て歓喜!ユニットの総数は1400以上、スペルも450以上はありますね。種族は60もありました。これだけバラエティー豊かならカードを集めるのも楽しそうです。

ゲームモードはもちろん対人のマルチプレイがメインですが、シングルプレイ用のキャンペーンなども準備されています。(チュートリアルもあります)特に最初はデッキを構築する手持ちカードが無いので、シングルキャンペーンをこなしてカードとゲーム内通貨を獲得する事になります。洋モノ特有の渋い絵、ファンタジーカードを集めつつ、シンプルなルールとUIで気軽にタクティカル戦闘を楽しめるのがこのゲームのおススメポイントだと思います。

私は課金をやってないので仕組みは良くわかりませんが、とりあえず無料でチマチマやって楽しめてます。チュートリアルや最初のワークスルーと呼ばれるゲームまでは少し単調かな?とも感じていましたが、手に入れた既成のデッキでゲームを開始する頃にはスキルやスペルの使い方がわかるようになり、その面白さに火が付いて来ました。

人気が無いので日本語の情報は少ないかと思われたのですが、なんとなんと 日本語WIKI がかなり充実していました。ビックリくりくりクリックリ!(゚∀゚;)そちらも参考にしてみてください。
と、ここまで説明してハッと気が付くのですが、少し前に紹介していた開発中のデジタルミニチュアゲーム Longsword は、このゲームにかなり似たものになりそうです。Longswordでは、ユニットが最新の技術で美しく製作されており、3Dマップのヘックス戦というところが異なるだけです。カードのトレーディング要素も恐らく導入されるでしょう。Longswordの予行演習として、この Pox Nora をやる、というのもなかなか通な遊びかもしれませんよ。

はい、ということで、紹介は以上です。
さて、ここまで読んで 「ちょっと面白そう!無料なら試してみようかな」 と思った人は、できれば以降の「ネタバレ」文章は読まずに先にゲームをやってみて欲しいと思います。そして、感想が言えるくらいの段階になったら以降を読んでみてください。
「いやー別にやるまではいかないな…」という人と「そんな事言われたら気になって夜も眠れないよ…」という人は、どうぞ続きをお読みください。
※改行を大量に挟んでます
はい、ここからネタバレです。
実はこのゲーム、正式なリリース日は2006年とかなり古いゲームなんです。その時代なのにデッキをWebブラウザで管理できるとは「なんて先進的なんだ!」と思ったのもつかの間、なぜなら最初からWebブラウザで遊ぶゲームとして公開されていたというオチでした(笑)
リリース後、2009年には「Sony Online Entertainmentに買収される」なんてこともあったみたいです。しかしその後は鳴かず飛ばずの状態となり、2014年になって、オリジナル開発者も在籍する Desert Owl Gamesによって「再び買い戻され」 Steamから再リリースされたという、いわくつきの経緯を辿っています。
なぜこのネタバレ無しでゲームを遊んで欲しかったかというと、「古い」というだけで色眼鏡をかけられてしまうと思ったからです。グラフィックを売りにしているゲームでは無いので、古くてもシステムが良くできていればゲームの価値は下がりません。余計な先入観は無しでやってみたほうが楽しめるのではないかと思います。
「古の宝石」を拾うか拾わないかは、あなたしだいです…
では、今回はここまで。
Pox Nora は「そんな感じ」のFree To Play(基本無料)ファンタジータクティカルゲームです。どんな感じやねんww

このゲーム、多分日本ではほとんど知られていないと思います。いちおうSteamのリリース日は2014/10/16となっていますが、自分の周りでやっている人をまず見たことがありません。しかしチョットした息抜きの時間にポテチをつまむ感覚でお手軽に遊べて、なかなか楽しいゲームなので紹介したいと思います。なんせ無料で遊べちゃいますからね。

はい、こちらがゲーム画面です。古めかしいけど、絵は洋モノファンタジーの雰囲気抜群です。ルールはとてもシンプル。一般的なタクティカル戦闘を行って、Shrineと呼ばれる相手の拠点(画面左上)を破壊すれば勝利。自分のShrine(右下)が破壊されれば負けです。中間地点にマナを供給してくれるオーブみたいな物があったりもします。
ユニットを選択すると、使えるスキルがアイコンで表示されます(画面左下)。UIはとてもわかり易くて素晴らしいです。フレーバーテキストを読む必要が無いのと、比較的易しい文章で書いてあるので、英語が苦手な自分でもなんとかやれてます。ただし一つだけ弱点がありまして、文字が凄く小さくて読みにくいんですね。そこで、それを解決する方法が実はありまして。エイッ!!

という感じで、ゲームの画面解像度を低くしてやると、多少は見やすくなります。(上記は1280*720に設定)

ユニットはカードとして提供されていて、自分のデッキを組むことができます。そしてターン毎にマナを消費してカードをマップ上に召喚します。カードの種類はユニットの他にも、装備アイテムやスペル(魔法)、Relicsと呼ばれる特殊効果をもたらす建物があります。雰囲気としては、Magic: the Gathering とか、巷によくあるファンタジー風デジタルトレーディングカードゲームを想像してもらえればイメージは合ってます。他のプレイヤーとカードを交換する事もできます。ただし、その戦闘部分をタクティカルコンバットでやるというわけです。

デッキの構築はゲーム起動中ではなく、Webサイトからブラウザで行います。つまり、外出中なんかでもスマホからいじれるという事です。そして、そこで確認できるデータベースを見て歓喜!ユニットの総数は1400以上、スペルも450以上はありますね。種族は60もありました。これだけバラエティー豊かならカードを集めるのも楽しそうです。

ゲームモードはもちろん対人のマルチプレイがメインですが、シングルプレイ用のキャンペーンなども準備されています。(チュートリアルもあります)特に最初はデッキを構築する手持ちカードが無いので、シングルキャンペーンをこなしてカードとゲーム内通貨を獲得する事になります。洋モノ特有の渋い絵、ファンタジーカードを集めつつ、シンプルなルールとUIで気軽にタクティカル戦闘を楽しめるのがこのゲームのおススメポイントだと思います。

私は課金をやってないので仕組みは良くわかりませんが、とりあえず無料でチマチマやって楽しめてます。チュートリアルや最初のワークスルーと呼ばれるゲームまでは少し単調かな?とも感じていましたが、手に入れた既成のデッキでゲームを開始する頃にはスキルやスペルの使い方がわかるようになり、その面白さに火が付いて来ました。

人気が無いので日本語の情報は少ないかと思われたのですが、なんとなんと 日本語WIKI がかなり充実していました。ビックリくりくりクリックリ!(゚∀゚;)そちらも参考にしてみてください。
と、ここまで説明してハッと気が付くのですが、少し前に紹介していた開発中のデジタルミニチュアゲーム Longsword は、このゲームにかなり似たものになりそうです。Longswordでは、ユニットが最新の技術で美しく製作されており、3Dマップのヘックス戦というところが異なるだけです。カードのトレーディング要素も恐らく導入されるでしょう。Longswordの予行演習として、この Pox Nora をやる、というのもなかなか通な遊びかもしれませんよ。

はい、ということで、紹介は以上です。
さて、ここまで読んで 「ちょっと面白そう!無料なら試してみようかな」 と思った人は、できれば以降の「ネタバレ」文章は読まずに先にゲームをやってみて欲しいと思います。そして、感想が言えるくらいの段階になったら以降を読んでみてください。
「いやー別にやるまではいかないな…」という人と「そんな事言われたら気になって夜も眠れないよ…」という人は、どうぞ続きをお読みください。
※改行を大量に挟んでます
はい、ここからネタバレです。
実はこのゲーム、正式なリリース日は2006年とかなり古いゲームなんです。その時代なのにデッキをWebブラウザで管理できるとは「なんて先進的なんだ!」と思ったのもつかの間、なぜなら最初からWebブラウザで遊ぶゲームとして公開されていたというオチでした(笑)
リリース後、2009年には「Sony Online Entertainmentに買収される」なんてこともあったみたいです。しかしその後は鳴かず飛ばずの状態となり、2014年になって、オリジナル開発者も在籍する Desert Owl Gamesによって「再び買い戻され」 Steamから再リリースされたという、いわくつきの経緯を辿っています。
なぜこのネタバレ無しでゲームを遊んで欲しかったかというと、「古い」というだけで色眼鏡をかけられてしまうと思ったからです。グラフィックを売りにしているゲームでは無いので、古くてもシステムが良くできていればゲームの価値は下がりません。余計な先入観は無しでやってみたほうが楽しめるのではないかと思います。
「古の宝石」を拾うか拾わないかは、あなたしだいです…
では、今回はここまで。
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